平城遷都1300年祭り2 -第一次大極殿-
朱雀門から歩いて歩いて歩いて到着。。遠すぎな第一次大極殿。
第一次大極殿とは、朱雀門の真北約800mに堂々とそびえる「大極殿」。正面約44m、側面約20m、地面より高さ約27m。直径70cmの朱色の柱44本、屋根瓦約9万7000枚を使った平城宮最大の宮殿であり、その建物は奈良時代の中頃に、一時都とした恭仁(くに)宮に移築され、山城国の国分寺金堂になりました。当時、天皇の即位式や外国使節との面会など、国のもっとも重要な儀式のために使われていました。(オフィシャルページより)
自転車で前に来た時は復元中で、周りは覆われていて全貌は分からなかったけれど、かなり大きくて圧倒されます。写真栄えするなーw

平城遷都1300年祭のメインになるので、入るのに大行列。と言ってもすぐに入れました。外国の方もチラホラ。

かなり細かいところまで手を加えられていてます。

中に入ると朱色の美しい柱・天井、四神や十二支の壁画が目に飛び込んできます。かなり豪華。

天井の木と木の間に見える柄。。始めに見た瞬間、断熱材??と思いましたが、違いました絵ですw 日本画家の方が描いたそうで、色んな日本文化の技術を持った方が携わっておられます。

中央には天皇が着座した玉座・高御座が据えられています。朱色の中に黒光りしておられます。

玉座。かなりカッコイイじゃないですか!玉座なのに家具としてみてしまいますw

高御座の階段の手摺。このカーブの曲げスゲー!柔らかすぎ。

庇の裏側にも抜かりはありません。木の切り口にも飾りが取り付けられています。復元させた技術に感心します。これって。。木造だよなw

奈良に色々とある寺よりかなり大きい大極殿。写真栄えするなー。夜にライトアップとかされてるんかな。

2001年から復元作業に着手し、総事業費は180億円。
巨額の費用が投入されて復元された大極殿。約半年間行われた平城遷都1300年祭りでは、かなりの入場者数だったと思うけど、これからが心配。お寺でも無いので参拝客は来ないだろうし。。。入場無料なので、どうやって維持していくんだろうかとも。
せっかく、日本の文化・技術を投入して復元したのだから、今後上手く活用していって欲しいもんです。