ザウスの完成見学会31 -垂水のガレージハウス 1/6-

垂水の閑静な住宅地に佇む、真っ白に包まれた住宅が今回のお宅。

建築家の先生は、田中幸実san。以前にウチからも近い法隆寺でガレージハウスを設計されておられましたが、残念なことに用事があって見学出来ずでした。なので、初めて見させて頂ける物件でもあります。

続々と周りでも家の建築が進む中、新しい家の中でも一層存在感のあるお宅です。
数値的には、敷地面積が68.97坪、建ぺい率が50%で建築面積102.97㎡、延べ床面積が194.08㎡となっています。ガレージ前や横にクルマが置ける、ユトリある感じになっています。

この前面のユトリが、建物全体を美しく見せてくれる感じです。

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ガレージのシャッターを開けると、大開口の入り口がお目見え。

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木造でありながら、門型フレームで得られる大開口。クルマ2台が並列に置けるインナーガレージになっています。
白飛びし過ぎだな。。天気が良い時に白い家を撮るのは難しい。。

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そして、横に周ると、そこにもクルマ1台分のインナーガレージが!!
このお宅には、メインのガレージ(。。。ん?どっちがメインだろう?)と趣味のガレージの2つがあるのです。夢の様な環境です!

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ガレージ横には、白い建物のアクセントともなる植栽。
背景が白いので、グリーンが際立ちとても上品な感じがします。

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植栽の上には照明があり、夜は昼間と違う表情が見えるんだろうなー。風に揺れる植栽の影が、涼しさも感じさせてくれます。
白い壁は、リシン吹付けによるもの。ザラッとした壁面の表情が、白の膨張を抑えられてる感じ。

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玄関側にも植栽。これから、建物と同じ時を経て大きく育っていくんだろうなー。
そして、またもやここでも電信柱が。関西電力さん、新しく開拓されるエリアから、精華町みたいに無電柱化してくれませんかね。。

ただ、電信柱があったとしても、それを設計に取り込み、生活の邪魔になるような事にはならない様になっています。

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ヨーロッパ。。地中海。。そんな場所にあってもおかしくない雰囲気。
高級フレンチレストランと言われても。。勝手な想像でしたw

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ガレージ前はコンクリート仕上げが多い中、ここでは洗い出し仕上げ。
今までに見た記憶があまり無い、洗い出し。

洗い出し仕上げとは、種石を練り合わせたモルタルを上塗りし、それを洗い出して、自然な風合いを再現しようとするもの。混入する種石の大きさや種類によって多彩なテクスチュアを得ることができるとともに、プリミティブな質感と肌合いが表現できる。さまざまな建築物に幅広い用途が見いだせる仕上げである。

との事。白い建物は高級感、清潔感がありますが、この仕上げが、より一層それをアップさせてくれる感じ。これカッコイイなー。この仕上げだと、経年の”アジ”も出てきそう。

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洗い出し仕上げからタイルの階段。どんな世界が待っているのか、ワクワクしてくる階段です。
その先には、グレーチングの扉が!!

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