ザウスの完成見学会36 -伊丹のガレージハウス 4/6-
階段を2Fに上がると、そこはリビング・ダイニング。
そして、天井を見上げると、そこにはラワンベニヤが美しく貼られた天井!!斜めの天井の先には、横長の窓が設置され、光を採り入れる仕組み。その光は、天井を照らし、美しく木目を表します。
ウチの天井も同じくラワンベニヤですが、トーンを落としたかった事から、濃い目の色で塗装。その為、木目は見えにくい感じ。
しかし、クリアで仕上げた場合は、天井自体に明るさもあり上品な感じもしてきます。色でこんなにイメージ変わるんだなーと実感。
北側からの優しい光が、屋根に沿ってリビング全体を照らして明るい!!
窓も3箇所開けれるようになっていて、空気の入れ替えも可能になってます。
キッチンに立つと、後ろの頭上から光が降りてくるのと、四角い窓と廊下部分からの光で、より明るさを感じます。
リビングを北側から、廊下部分を南側から、そして奥のライブラリ部屋を北側と天井から、この交互に開口を持たせて光を採り入れることで、暗い部分を打ち消す仕組みです。
2014/06/22 伊丹のガレージハウス(キッチン) – Spherical Image – RICOH THETA
キッチンは、天井と同じくラワンベニヤで作られたもの。
キッチン自体は、普及品を使いつつも、腰壁を部屋に合わせた材を使うことで、オリジナルな空間に溶け込むキッチンとなっています。
一升瓶が置けるように、棚の高さも調整。16sanが自分が測った!!と自信満々でしたw
キッチン自体を完全オーダーで家具の様に作ることも可能だけど、コスト的に難しいことも多々。
しかし、こういった材を統一してキッチンの腰壁に使うことでも、統一感のある空間を実現することが出来ます。
あっ、ウチも同じ作りだわw
あえて、メラミン材を貼らずにそのままに。16san曰く、「”ザックリ”感を出しました!!」との事。
レンジフードには、ARIAFINAを採用。
四角い板と、箱で構成されるシンプルなデザインで、存在を主張せず空間に溶け込みます。
イイなー。ウチも予算があれば入れたかった!!
キッチンはIHの3口で広々。横3つになると、手前にスペースが出来るのも便利そう。
薄い面にコンセント。ここにあると便利!!
キッチンの後ろには、木製ドアが備え付けられた収納。
冷蔵庫置き、そして収納スペースまで美しく貼られたフローリング。
オークのフローリングですが、実際は完全無垢のフローリングではなく、合板と無垢で作られた複合フローリング。しかし、4mm程が無垢のオークが使われていることで、触り心地は完全に無垢。
さらに、面を合わせて貼り合わす方法が取られているので、隙間が全くない美しい一面!!
複合フローリングは歪が抑えられ、無垢フローリングの様に、反りや伸縮が少ないので、この美しい貼り方が可能になっています。
この見学会の時、ウチのフローリングをリペイントしてましたが、隙間のゴミ取りをしていたこともあったり、子供がお茶をこぼしたりするのを体感してると、こういう貼り方だと清潔に保てて、フローリング下の床暖房へのダメージも少ないんだろうな。。と思ったりも。
階段とリビングを繋ぐドアは、シンプルな木製ドア。
作り付けのTVボードと、収納棚。部屋のイメージに合った、シンプルなデザイン!!
“板だけ”の棚だけど、位置と大きさが考えられ、全体のバランスが美しい。
南側に設置されたベランダ。隣家の壁が迫るところでもあるけれど、隣家の窓とは合わない場所に設置。
日当たりは最高!!とは言えないかもだけど、気兼ねなく干せて、雨とかの吹込みを防げそうでもあります。
天井には照明を作らず、ダクトレールを横に付けて、サイドから照らす照明に。
この方法のお陰で、天井は美しい木の面となっています。
2014/06/22 伊丹のガレージハウス(リビング) – Spherical Image – RICOH THETA
ライブラリ部屋とを繋ぐ廊下部分。ここの天井にも、リビングと同じくラワンベニヤを。
この連続性が、リビングをより広く感じさせてくれます。