ザウスの完成見学会37 -橿原のガレージハウス 2/6-

1Fリビングから吹き抜けを見上げると、柔らかい光が落ちる中を交差するレール。

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正体は円のカーテンレール。リビングの天井に、美しいアールが描かれています。

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吹き抜けの箇所の宙に浮く様なレール部分が、見る角度によって違う表情を見せるのがオモシロイところ。

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カーテンレールは、通常直線的なもので、極力目立たせないようにする事が多いけれど、あえて一部分を見せ、それに木の温かみを加えることで、レールに今までに無い存在感を感じます。

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そして、アールを描くカーテンレールの真下には、同じくアールを描く畳が!!

畳部分をカーテンで仕切れる様になっていて、来客の為のスペースを簡易的に作れるようになっているとの事。
別に和室が作れれば、こういったスペースも必要無いかもだけど、こういう作り方をすることで、和室部分の予算を削減したり、別のスペースに使ったりすることも可能になりそう。

それより、この作り方をしたから、この特徴あるリビングが作れたとも!!

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吹き抜けと、テラス部分からの光で明るいリビング。壁には作り付けのボードが設置。

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フローリングの部分があったり、アール部分があったり、棚が2段だったりと、収納部分がそれぞれ違った表情を持っているのも特徴です。

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カーテンを完全に壁まで閉め切れる様に、ボードにも切り込みを。
カーテン、畳、ボード、全てが同じアールを持っています。一つでも崩れると、美しく収まらないので、作るのは難しかっただろうなー。

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この円形の畳は、お施主さんのお知り合いの方によって作られたもの。
イグサで作られた畳で、畳のイイ香りがリビングに広がります。ここに寝転ぶと気持ちいいのは確実です!!

フローリングと違い、畳にはクッション性もあるので、子供や高齢者にも優しいのもいいところ。

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畳の収まりは完璧!!
たるませずに作らなければならないので、アールの終端処理は難しかっただろうなー。職人さんの素晴らしい仕事です。

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全てが合わさり、人が入ると、より明るく優しい感じを受けるリビングです。

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2014/07/06 橿原のガレージハウス – Spherical Image – RICOH THETA

そして、大きな開口を持つリビングでもあります。この日は、雨でしたがそれでも明るい!!

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窓は全て収納出来るようになっていて、この間口を完全に何も無い状態にすることが可能になっています。

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この先に、ウッドデッキが作られるとの事なので、相当に広いリビングに感じるようになるハズ!!
リビングにウッドデッキが繋がることで、色んな使い方が出来そう。BBQとか、外で読書とか、プールとか、洗濯干しにも!!

完成が楽しみなスペースです。

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