ザウスの完成見学会39 -茨木のガレージハウス 6/6-
空間に馴染む、線の細い手摺を手に、リビングから繋がる階段を上へ。
上った先には、区切り無く広がる大きなフロア。
大きな二段の開口を使った吹き抜けは、上下への抜けによる広がりも加わり、かなり広々とした印象。
差し込む光と反射で明るい1階、2階です。
スッとした線が立ち上がり、それらを繋ぐ線。美しい。。
この細さ故に、中から外へ視線を向けても、その視界を妨げる事もありません。
隣家との間を広く取ってる事で、スペースが生まれて遠くまで見渡せるようになっています。
視線の先の家々が、一段低くなっているのもかなり効果あります。
美しい手摺ですが、デメリットは安全性に欠ける事。
これは、慣れの問題もあるけれど、小さいお子さんがおられるので、ネットは必須になりそうです。
リビングダイニングと同様に、フロアの真ん中にそびえ立つ柱。
二階のこの柱は構造の問題に加えて、重要なポイントでもあります。
ここは子供部屋との事で、将来は2つに分けれるように、窓や照明がシンメトリーな作りに。
その部屋を2つに分ける境が、この柱になっています。
子供部屋からの景色。かなりの開放感。お隣が見えてしまうのは、致し方なし。
階段の踊場から手の届く窓のみ開閉可能になっています。
20141016 茨木のガレージハウス(2F) #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
子供部屋の奥には2部屋。
主寝室なこちらは、壁だけで上手く作られたウォークインクローゼット。
奥行あるクローゼット。長さとしては、部屋の端から端まであるので、収納力もかなりのもの。
ちょっとした事だけど、トイレの小さい窓。網戸が開くタイプとかあるのか!!
そして、最後の部屋は和室。このお宅で唯一、フロアが白で無い場所でもあります。
木、畳、そして、和室に似合うザラッとしたクロス。落ち着ける空間です。
大きなRC造のガレージ。白く清潔感ある空間。
3面を隣家に囲まれていながら、高低差を活かした光の採り入れによる、明るさ、開放感があるステキなお宅でした。