住宅ローン21 -住宅ローン借換 2/7 新生銀行-

まずは、住宅ローンの借換をどこにお願いするかと言うことで、インターネットで検索。

すぐに引っかかるのがランキングサイトで、怪しい感じのするところでもありますが、ローンに詳しい方(ザウスの方)に聞いてみたところ、おおよそ合ってますとの回答。
その後、自分でも銀行サイトでチェックしたり、色々な書き込みを読んでトライする銀行は、結局ランキングサイトの上位3つに。

上位3つは、この当時で、新生銀行・住信SBIネットバンク・イオン銀行。奇しくも、

・新生銀行 → 通常銀行
・住信SBI → ネット銀行・店舗なし
・イオン銀行 → ネット銀行・店舗あり

という、それぞれ特徴のある銀行。そして、金利(優遇後金利)はというと、どこでも今より超安い!!

・新生銀行
変動金利(半年型):0.730%
当初固定金利タイプ(10年):1.250%
当初固定金利タイプ(15年):1.400%

・住信SBIネット銀行
変動金利(通期引下げプラン):0.65%
固定金利 2年(当初引下げプラン):0.48%
固定金利 5年(当初引下げプラン):0.49%

・イオン銀行
変動金利:0.570%
固定金利 10年(定率型):1.100%
固定金利 10年(定額型):1.100%

まずは、新生銀行からチャレンジ!

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どこの銀行でも、最近は一次審査として、ネット審査があり、所得を入力して審査を待ちます。
新生銀行の様な銀行でも同様で、所得を入力して申し込み。
しかし、ここでふと、今年から青色申告にしてるけど、これだと控除されてるのか、単に所得が低いのか分からないやんと。

フリーになって10年の節目として、青色申告に切り替えた事で、65万円の控除を受けれるようになりましたが、控除のおかげで所得が減り、税金の支払いが緩和されるこの仕組み。
例えば、いろんな控除を度外視すると、こんな感じで元の事業所得が同じでも、結果的に色んな税金が安くなります。その代わり、賃借対照表とかの簿記が必要になります。

白色申告
500万円(事業所得) – 100万円(経費) = 400万円(所得)→ 所得税・住民税・健康保険が、400万円の所得で計算
435万円(事業所得) – 100万円(経費) = 335万円(所得)→ 所得税・住民税・健康保険が、335万円の所得で計算

青色申告
500万円(事業所得) – 100万円(経費) – 65万円(青色申告控除)= 335万円(所得) → 所得税・住民税・健康保険が、335万円の所得で計算

ネット審査で所得を入力する際、335万円と入力すると、白色で435万円、青色で500万円の所得どちらとも取れるのです。所得が低くなると、当然、融資金額にも影響してきます。
しかし、青色申告での上記になることは織り込み済みで、青色申告控除の65万円は所得としてくれると、自分で調べた結果の結論に至っていましたが、まさかのこの審査方法だと、落とされる可能性が高い。。となったのです。

そこで、所得の深刻額に65万円を加算して審査してみることに。
これは、本審査で青色控除等を吟味してくれるだろうとの、思いが込められています。

ネット審査を申し込んで数日、新生銀行から一次審査が合格と電話で連絡。

ここで、ウチの変動金利のキャンペーンはすぐに終わる為、後々の変動金利は高くなります。その代わり、新生銀行では固定金利がオススメになっていますと。
その後、本審査で必要な書類の説明などがあり、そこで所得税の納税証明が必要と。ん?所得税の納税証明だと青色申告を全く度外視されるのでは?と思い、確認したところ、申告額のみで審査しますとの事。確定申告の方法等は考慮しないと。

これを聞いて、きっとムリだ。。と実感。
そして、青色申告に切り替えたことに、超後悔することに。他の銀行も同じだったら全滅だ。。
青色申告は去年のみ。修正申告で何とか乗り切れるか?等、もうグルグルです。

しかし、もしかすると通るかもしれない。とりあえず、本審査だ。と言うことで、書類を集めて提出。
新生銀行で必要な書類は以下で、”家”に関する書類は少なく、所得や残債がメインな感じです。

・運転免許証、パスポートまたは顔写真付きの住民基本台帳カード
・健康保険の被保険者証
・住民票の写し(世帯全員・本籍地記載のないもの・発行1ヶ月以内)
・所得税の納税証明書 その1 その2 各3期分
・住宅ローンのご返済予定表
・住宅ローンの直近1年間のご返済履歴が記載されているお通帳
・重要事項説明書
・建築確認申請書・確認済証および検査済証

そして、2週間程して新生銀行から、電話で審査結果の連絡。
「審査の結果、32年2690万円の融資が可能です」。こちらの希望額、30年3000万円とは程遠い結果。

くやしいので、青色申告とか考慮して頂けないのでしょうか?と最後のアガキ。。しかし、建物の価値も計算した結果となってますの一点張り。まぁ、この担当の方に言っても意味ないので、では今回の借換の話は無しでお願いしますと。

あえなく、散った新生銀行です。

しかし、気になるこの32年2690万円。どこからの計算?と思い、ネット審査でこの結果になる所得をチェック。そうすると、青色控除された所得とピッタリ。
すなわち、新生銀行は完全に納税証明の所得しか見ていない感じ。所得しか見ていないが故に、審査が早いということもあります。
ちなみに、青色控除前の所得だと、希望額を借りれる審査結果。。青色申告にしてなかったら、受かったはず。かなり悔やまれます。

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