住宅ローン21 -住宅ローン借換 7/7 エピローグ-

5年の高金利をガマンし、ついに借換に成功!!

サラリーマンであれば、始めから低金利で、こんな遠回りをする必要は無かったでしょう。しかし、フリーのシステムエンジニア、自営業の身で住宅ローンを借り、さらに借り換えるには結構大変だった感じ。

ただ、自営業だと家を建てるのはこんなに大変なのかと言うと、そうでも無いのかも。と言うのも、アタシの場合、中古の家(土地)を購入して、土地分を先に融資、設計を経て、家分を融資してもらい、建てることが出来ましたが、既に建っている家を購入するのであれば、こんな問題にはならなかったとも。

後、イオン銀行は土地分、家分を二段階に分けて融資はしてくれません。その為、建築家に設計してもらう様な建て方の場合、使うことが出来ません。使うなら、今回のように借換でしか使うことは出来ないのです。

さて、今回、異なる銀行3行に対して、ローンの借換をトライしてみましたが、分かったことをご紹介。

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●提出書類について
本審査時に必要な書類は銀行ごとに異なります。今回以来した3行は、以下の様な書類を求められました。

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これから分かることは、新生銀行・住信SBIネット銀行は、”家”に関する書類をあまり求めないということ。そうすると、”家”に関する審査は最低限しかせず、所得を重要視していることが分かります。
しかし、イオン銀行は他行で必要だった融資残高証明は不要で、その他、他行では不要なものまで要求。法務局に行かないと入手出来ない書類や、個人事業税の納税証明書まで多岐に渡ります。さらに、イオン銀行へは所得の証明として、支払調書まで送っているので、かなりの情報を吟味して審査されていることが分かります。

●青色申告について
青色であろうと白色であろうと、所得税の納税証明書の額が貸せるかを審査する、”所得”となります。青色申告だからといって、控除や減価償却資産を所得として見なしてはくれません。
もしかすると、イオン銀行は吟味してくれたかもですが、恐らく、専従者を連帯保証人にしたことが、一番効果あったと思われます。

●一次審査について
この審査では、単純に”所得”と借りる額がマッチするか?だけを見ています。その為、入力する所得を多く入力すると、確実に通ります。
一次審査で落ちて、本審査で受かることもあるのでは?と、所得を多めに入力して一次審査をクリアし、本審査を受けても通ることはありません。概ね、各銀行が提供している、所得を入力すると借りれる金額が出力されるシミュレーションの結果は正しいです。

●審査結果について
銀行側から本審査の結果、融資が可能となりました。と言う連絡は、満額で無くとも、返済期間が希望より長くても、そのように連絡されます。

これらが、今回の借換で分かったこと。
一番のダメージは、青色申告控除も所得と見てくれると思っていた事。これが分かっていれば、青色申告への変更を一年遅らせ、借換の審査を受けたかったところです。

しかしながら、今回お世話になることになったイオン銀行の金利は、現在最も安い0.57%。団信が無料になったり、保証料が不要だったり、さらに、イオンでの買い物に対して5年間5%OFFと、金利以外にも今までよりお得なところも多々。
何より、イオン銀行だけは専従者を連帯保証人にどうですか?家で事業に使われることで、間取りに変更はされてませんか?お取引の証明など出せませんか?等など、貸すために色んな努力をしてくれたイメージ。
こんな事からも、結果的にイオン銀行で良かったと。

新たなスタートを切った、住宅ローン。
低金利といえど、残り30年。頑張って繰り上げ返済もしていかないと!もう、借り換えすることは無いかな?w

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