ザウスの完成見学会41 -奈良・生駒の家 2/6-
木製の扉を抜けると、続く土間。
土間の路地を抜けると、家の中心を貫く吹き抜けが登場。そして、吹き抜けを照らすのは、スクェアのフレームが特徴的な照明です。電球だけのシンプルな照明に、フレームを付けるだけで、こんなに雰囲気が変わることに驚きです。
照明のフレーム、一点を中心に6方向に走る梁、細い線の手摺、様々な線が交わる空間です。
土間から見上げると、手摺と梁の線が奥行きを感じさせます。
今まで視線の抜けを作ることで、空間の広がりを感じさせるのが定石と思っていましたが、立体的な構造を作ることでも、奥行きを感じさせる事も出来るんだなーと実感。新しい体験となりました。
玄関から続く土間は、キッチンへも。中では土足でなく、ルームシューズを履かれるとのこと。
大きな空間を区切るのは、木製フレームのガラス戸。
吹き抜けの一画は階段に。その階段に面する大きな窓からは、サンサンと光が降り注ぎます。
左側がリビング、右側が寝室となっていて、全てを繋ぐスペースとなっています。
自転車とか飾ってもイイなーと勝手に思ったりw
細い線に合わせるかの様な、木部の薄い階段。”階段”の存在が空間に溶け込む感じ。
20141221 奈良・生駒の家 完成見学会(土間) – Spherical Image – RICOH THETA
土間の一部分にはトイレも。無機質な空間に、飾り気のないシンプルなトイレがキレイに収まっています。
寝室は部屋としては、広くはなく。高さで圧迫感を和らげた作り。
高い!!