ザウスの完成見学会44 -神戸・西岡本のガレージハウス 6/6-

2階へは、吹き抜けに設置された螺旋階段で。
吹き抜けの2階から射す光が、壁にも反射し全体が明るいスペースになっています。

螺旋階段は、通常の階段よりスペースを少なく出来るところがいいところ。
そして、流れる手すりが美しい。

補強の筋交いと柱は、窓のアクセントにも。

2階はスキップフロアとなっている子供部屋。
メガホンな形状になっており、下からは窓から外に視線が集まり、上からだと部屋全体に視線が広がります。

この日は天気が悪かったですが、窓からは神戸の街と海までが一望出来るとの事。

稼働可能な階段。ここを境として、上下で部屋を区切れるようにもなっています。
床材は、パインとなっており、1階の雰囲気とは違いポップな感じにも。

部屋を区切る際には、この収納が使われます。
家具を買うより、こういった簡易でも部屋に合わせたものの方が、家に馴染み、使い勝手も良さそうです。

上段から。
ドアの部分は、1階のリビングへの入り口や和室と同様のデザイン

天井の高い方にはロフトも。部屋を区切る収納に加えて、このロフトがあれば収納場所は困らなさそう。

特徴的なのが窓。
連続するように設置され、パノラマとも言える視界の広さ。一辺だけでなく、もう一辺にも繋がる事で、より広さを感じます。

天井へのガラスの収まりが美しい。。

ドアを閉めると、吹き抜けを見下ろせるガラス張り。
1階との繋がりもあり、コミュニケーションを取れる場所になりそうです。

吹き抜け、大きな開口、パノラマな窓、木製のドア、天井のライン、ロフトと様々な線が交じり合い、より立体的な感覚を覚えます。

2階の行き来するのでは無く、1階のワンルームで生活する事が主体として設計されたお宅。
クルマを楽しめ、使い勝手の良い家事動線が作られ、大きなリビングに縁側と、心地良いスペース。全てが手元にある様な、感じを受けたガレージハウスでした。