ザウスの完成見学会52 -門戸厄神のガレージハウス・西宮 1/6-
今回の見学会は、門徒厄神にて。
住宅街に一際存在感を表す、ガルバに囲われた風貌と、その形。
建築家は、イン・エクスデザインの矢部直輝さんです。
三角形の集合体の様な、形状を持つお宅。
美しく貼られたガルバリウム。長さのある部分の継ぎ目や、正面からサイドへの折れ部分等、様々な個所が美しく処理されています。
雨樋が無いのも、スッキリとした印象を与えてくれます。
2階部分はジョリパッド。
無機質なガルバと、表情のあるジョリパッドのコントラスト。
正面から見ると、面白い形状で、斜線ギリギリを狙ったような屋根。
外構だけを見ていても、内部の構造を想像するのも難しい。。。
ジョリパッドの壁部分は、2階部分の目隠し。さらには、光を多く取り入れる為にも、斜めになっている様子。
また、ジョリパッドの部分が前に出ていることで、ガルバとの奥行きもあり、同じ黒っぽい仕上がりであっても、より立体的にも見えます。
ガレージ前の、庇となる部分は斜めに。
高さ、庇部分の見える面積の増加、これらによって印象は大きく変わってきます。
間口は4.6mで、ガレージ内の幅を大きく取れない事から、玄関はガレージの奥に。
不便と感じる方もおられるかもですが、この作りにすることで、欲しいガレージを実現出来るのであれば、大きな問題では無いかなと。