住宅ローン10

住宅ローンをビジネスオーナーローンに決断したアタシですが、決断の後押しになったのが、消費税の増税と住宅ローン控除の控除額アップです。後押ししたこれらを詳細に語りましょう！ てか、住宅ローン9の為に書いてたら、長くなりすぎたので分割した次第ですw
まず、消費税。
3000万の物件を買いたいと考えて、ありえないけど全てローンだったと考えましょう。3000万なので消費税が必要です。金利が3.7%で住宅ローンを組もうとすると。。
金利： 3.7% 3000万円+消費税(5%)：150万円 ⇒ 月払い：133,862円 総支払い：56,222,369円
これが同じ金利で、消費税が10%になって借りるお金も消費税分増えたと考えると。
金利： 3.7% 3000万円+消費税(10%)：300万円 ⇒ 月払い：140,237円 総支払い：58,899,355円
これは、消費税が5%で金利が4.04%とほぼ同じ支払いになります。
金利：4.04% 3000万円+消費税(5%)：150万円 ⇒ 月払い：140,230円 総支払い：58,896,887円
すなわち、この計算だと消費税が上がると金利が0.34%上がるのと同じになります。この0.34%がデカイんですよねー。総支払いで200万ほど変わってきますから。。。
次に、住宅ローン控除。
現在の住宅ローン控除は、最長10年（または15年）間、で、最高160万円を所得税から差し引ける（控除する）制度です。この税制は、2008年12月31日までに住宅を購入・入居するに対してで、2009年からは決まっていません。昨今の景気から、この160万円を600万円にしようとしています。さらに、所得税で取れなかった分を住民税からも控除しようとしています。これは、財源移譲により住民税が上がり、所得税が下がった事も要因の一つでしょう。
この住宅ローン控除が決まれば、2008年度購入と2009年度購入で全然違います。借入額が2000万円で、所得税：20万円 住民税：20万円を払っているとしましょう。そうすると、控除される税金(払わなくていい税金)は
2008年度 ⇒ 10年間で160万円の控除
2009年度 ⇒ 10年間で400万円の控除
その差240万円！！こうなると、2008年度より1年に24万円、月に2万円負担が減ることになります。
こんな事から、消費税が上がると思われる前で、新しい住宅ローン控除の税制が始まると思われる今が、金利が高いアタシにとっては追い風なのです。