基礎伏図

基本設計や実施設計の表面的な図面はFIXに近づいています。そんな中、家を建てるためのあまり目立たないところの設計も着々と進んでおります。
今回は、基礎伏図(きそふせず)です。これも設計図面の一つで、基礎の配置や寸法、土間コンクリート、束石、アンカーボルト、配筋の位置、材質などが描かれています。


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まず、ガレージ正面から見た断面配筋図です。配筋とは鉄筋コンクリートで、鉄筋を配置することを示していて、それをどのように設置するかの設計図です。
隣との壁が石垣なんですが、このような石垣は強度が低く土地のズレを防ぐ役目にはあまりなっていません。その為、となりから押される力を我が家は食い止めなければなりません。そんな事から、頑丈に作る必要があります。なので、分厚いコンクリートと、鉄筋が必要になります。えぇ、ここでもお金掛かりますorz

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これは、ガレージ横から見た断面配筋図です。細かく色々書いていますが、例えば「D13-100@ダブルクロス」とはD13が鉄筋の径で、100が背筋のピッチの間隔を示しています。そして、ダブルクロスは配筋を2本1セットを示しています。

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基礎部分の設計図です。当然ながら床下は繋がっていて、全て点検出来ますね。
強度計算した結果、ガレージ部分に柱が必要となりました。線がいっぱいあるところで、階段を下りた辺りになります。意匠的には問題なしとの16sanです。

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ガレージ上に作る、子供部屋の床梁伏図です。見せ梁とは違って、格子状にビッシリです。

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それにしても、色んな図面があるんだなー。これだけ調べて、対策を講じて建てると安心して暮らせそうです。
あっ、この図面は16san作ではありません。これを専門にしている方がおられるとの事です。16san曰く、アタシがやってないので安心です!との事www

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