ザウスの完成見学会42 -神戸市・灘の家 2/6-
宅内は玄関周りが工事中。
この状態では、玄関フロアとかなりの高低差がありますが、最終的にはドアの下までレベルが上がります。
フロアの横面には金属のプレート。このプレートの下までが土足の高さレベル。
このプレートによる光の反射も狙ってるのかな。ウチはフロア材と同じもので、面取りされており統一感がありますが、こういった金属だと違った雰囲気を与えてくれます。
玄関にはプライバシーの問題もあり、ハイサイドライトは控え、足元を照らす地窓を庭側に設置。
植栽や花があれば、玄関まわりにも色が増えて良さそうです。
玄関収納は天井から下まで使え、高さ調整が可能なものに。
生駒の家同様に、フロアは全て同じ素材が使われ、切れ目の無い連続性を持たせてあります。
手洗い・洗面はシンプルな収納力のあるもの。左右にも物を置ける場所があって、使い勝手は良さそう。
奥行きは浅いですが、こちらにも収納。庭に面した部屋で、窓があることから自然光も入ります。
絶妙に外から見えない、窓の配置。
1F奥には、ウォークインクローゼットと寝室。窓はありますが、隣家もあり、明るさはちょっと少な目。
クローゼットの扉は、壁の中に収納されるので、開けたままにしておいても、キレイに収まります。
寝室と併設される場合、扉は設置されない事もありますが、扉があれば寝室からのホコリの侵入も防げるメリットがあります。
部屋の扉の取っ手は、細くシンプルな形状のもの。角ばったデザインは、スイッチともマッチ。
2Fへ上がる階段横&下には隠れた収納。生駒の家同様に、隅々まで使いきっておられます。
きっと、子供だったら、ここに布団敷いて寝ますねw
2Fへのアプローチとなる階段。見上げると、隣のマンションがフレームイン!
高さのある階段フロアは、見上げるヌケの良さで、開放感もあります。
階段には、フロアと同じ材で作られ、表情もありイイ感じ。
こういった壁に挟まれた階段の場合、階段の立体感が失われる感じもありますが、ここでは、壁と階段の隙間が、立体感を出させています。
二点止めがシンプルで美しい手摺。
壁に開けられた空間に設置される照明は、階段フロアを中心から温める感じのする、心地よい灯火となっています。