ザウスの完成見学会35 -豊中のガレージハウス6/6-
ガラスの回廊を抜けた先にあるリビング。壁や柱が全くない鉄骨ならではの空間です。
ガラス一枚が大きく、天井やガラス同士の境には付けた様なフレームは無く、ガラスが自立しているかの様子。もはや、家というより美術館の雰囲気。
三角形になっているリビングの頂点から。これほど開放感あるお宅は今までに無いなー。
床面積以上に感じる広さ。借景を利用した素晴らしい設計です。
20140427 豊中のガレージハウス(リビング奥) – Spherical Image – RICOH THETA
そして、16san作品で初めて目にする蛍光灯の照明。
スポットライトを今までずっと使ってきた中、初めての棒の蛍光灯(LED?)。一体、どんな光を落としてくれるんだろ。
そして、この照明が天井に流れを。この照明だと、今までに無い天井に奥行きをもたらせています。
中央の点に集まる感じで、ワープな時のイメージ?
頂点部分。黒い柱は、外から見た時に、支えに見えていた柱。
左の壁だけでなく、奥の面もガラスにすることで、視線が止まることは全くなし。
キッチンからの景色だけを見ると、山の中の様にも思えるけれど、豊中ですw
料理するのも気持ちいいだろうなー。
20140427 豊中のガレージハウス(キッチン) – Spherical Image – RICOH THETA
このお宅を構成するガラス。
1枚が大きく、かなりの重さ。ガラスは大きくなるほど、値段は高くなり、扱いも難しくなっていきます。
フロアは隠れているけれど、オーク材のフローリング。
この緑あふれる空間に、どんな風に無垢のフローリングが合うのか、気になるところ。
リビングから奥の部屋を見たところ。
こちらは道路に面するので壁。ガラスの空間で壁があるとこんな感じになるので、頂点部分にもガラスが使われているのは、かなり効果は高いです。
テラスも周りからの視線を気にする必要は全くないので、プライベート空間としていい場所に。
このお宅で一番大きいガラス。搬入も設置も大変だったろうなー。でも、このガラスの効果は絶大!!
今回は、未完成の状態での見学会で、最終型が気になるとこも多々。そこは、竣工の写真を楽しみに。
今までに無い、借景をフルに使ったガラスの空間は、感動すら覚える素晴らしいものでした。