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BON DABON

AM8時、「藤樹の里あどがわ」に集合!!となった今回のツーリング。
家を出て、始めの一人ツーリングがスタートしたのがAM6時。ヒンヤリした空気の中、家を飛び出し、高速を乗り継いで琵琶湖のほとりへ。そして、やっと集合場所へ。

と、お、す、ぎ、る!!!w

しかし、この集合時間になったのは、ペルシュウと呼ばれる生ハムを作られている、BON DABONと言う工場へ伺うため。その工場があるのが、岐阜県の関市。そこまで下道でGOなのです!!

BON DABONを知ったのは、ザウスで家を建築されたお施主さんのご友人という繋がりから。行くにあたっては、Webページで紹介されているのを読んで読んで。。正直なところ難しい。
でも、ヒシヒシと伝わってくるのは、スゴそうなイメージ。

BON DABONへ行くにあたっては、生ハムと一緒に食べるのにと、クラッカー・ノンアルコールワイン・パンを持参。ただ、スゴそうな生ハムを作られる方がおられるところに、こんなの持って行って怒られないだろうか?と一抹の不安。。

そんな中、気持ちいいルートを走り、BON DABONへ到着!!

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ロゴには二匹のブタと、ペルシュウが描かれて、カッコイイ!!
BONDABON(ボンダボン)は、パルマ地方の方言で、「とても美味しい」という意味だそう。

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のどかな場所にあって、外観は工場そのもの。
正直なところ、何も知らない人からすると、怪しい。。と思われそうな感じも。

IMG_0817バイクを止めて裏へ行くと、美しい芝生に、風景に溶け込むグリーンの建物。
そして、吠えまくるワンちゃん!!

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到着するや、アルジの多田さんがお出迎え。多田さんは、日本唯一のパルマハム職人。
ここに来るまで、皆で若干ビビっていましたが、ファーストコンタクトは「あー、優しそうな人!!」 一気に和らぐ空気。

そして、案内して頂いたのが、ペルシュウの熟成ルーム。建物の裏手にある窓から中を覗くと。。。

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中には所狭しと並べられた豚腿肉!!
ペルシュウの製造過程は、

原料豚選択

屠畜・解体

塩漬

脂塗り

熟成

熟成審査・焼印

を経て完成となり、ここでは最長3年ほど熟成されているそう。

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ここで気づいたのが、”燻製”ってしないんだと言うこと。長い年月を、徹底した温度・湿度の管理のもと、塩漬けした豚腿肉を熟成させていかれるとの事。

当然、それぞれの肉で質が異なるので、均一した品質を保つのは、さらに難しいと。
これほどに、手間と時間を掛けて作られるとは。。

この記事を書くのにも、色んなサイトを読んでみて、そのコダワリや情熱を十分に読み取れましたが、やっぱり、メッチャ難しい。生ハムって、こんなに奥深いものなんだなー。
多田さんのイタリア時代のブログ
・レポブログ 日本唯一のパルマハム職人の作るペルシュウ(プロシュート)工場 BON DABONに行ってきました

もはや、素人が語るレベルでないと分かったので、そういうのは止めて紹介していくことにします!!w

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「切ってきますねー!」と笑顔で消えていった多田さん。
そして、少しの時間を経て、スライスして頂いた生ハム事、ペルシュウが登場!!

キ・キ・キレイ!!!

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みんなで、食べる前にペルシュウの記念撮影タイム。
高原でワインと食べるペルシュウ。(ホントは、芝生でノンアルコールワイン)

贅沢なヒトトキ。

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爪楊枝で、一枚を取り、その薄さに驚き。そして、皆で「いただきまーす!」とパクリ。

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

全員が沈黙。そう、あまりにもの美味しさに声を失うほど。そして、

ウマイ!!!!と全員一致!

美味しい肉と言えば、ジューシーや柔らかいと言うのが日本人の持つイメージ。でも、本場イタリアでは、肉本来の味・美味さをが美味しさを表すとのこと。まさしく、この薄いペルシュウに、”肉”の美味さを感じます。

もう、食べたら凄さが分かる。これに尽きるかも。

出して頂いたのは、金ラベルで18ヶ月以上熟成したもの。もう一つのは、先ほどのとは味が少し違ってコクがある感じ。お話を聞くと、切る部位によって味が異なるとのこと。

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パンやクラッカーを持参した我々。生ハムと一緒になんて思ってやってきましたが、もう、ペルシュウの虜。
多田さんには、「パンは食べないんです?」と聞かれるも、「美味すぎてパンはいらないですわ。」と言ってしまうほどw

パンが余ってしまうので、最後に、クロワッサン一つだけペルシュウと一緒に食べてみましたが、スーパーで買ったクロワッサンが、化けるんです。

きっと、これ以上の生ハムには今後出会わないと思うな。

そして、多田さんとも楽しくお話。
イタリア時代の話しや、日本中を回って、この場所に工場を建てたこと、工場が出来るまで、そして、ザウスのお施主さんのお友達の事。もう、ビビってたのがウソのようw

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天気も良く、美味しさにトロけつつ、かなり長く滞在。
ツーリングでお土産をほぼ買うことは無い(いらないと言われているので)アタシですが、これは家族にも食べさせたい!!と、頂いた金ラベルのペルシュウをお土産に購入。

値段は金ラベルで、100g 2400円と、普段購入する肉と比較すると、かなり高価。
でも、その価値は十分あります。これは、食べてみないと分からないかも。

このお土産は、次の日、奥さんの実家で食して、皆衝撃を受けることになりました。

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そして、次の目的地へ。
関西方面からのツーリングルートとして、かなり良い場所にあるBON DABON。また、伺いたいところです。
(既に、この日行けなかったツーリングリーダーがリベンジを申されていますw)

多田さん、楽しく美味しい時間を、ありがとうございました!!

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