ザウスの完成見学会26 -淀川の狭小住宅 4/6-
店舗、工房の中心を貫く、真っ白な螺旋階段。
狭小住宅では、階段の存在を目立たなくする、階段のスペースを有効活用する、そして、階段のスペース小さくする等がありますが、螺旋階段は小さいスペースを友好的に使えるのがいいところ。
中央に走る棒を中心に、踏み板と手すりが美しく弧を描きます。
ちょっと、繊細さが少ない?もっと細く出来るのでは?と思われますが、実はお客さんに2Fのトイレを提供するかもしれない。と言う事から、ここにも機能性を重視されている為なのです。
その為、滑らないようにと踏み面に滑り止めがあるものを採用。確かに、螺旋階段を靴で上がるとすると滑って危ないという事は、大いにありそう。
何だか、ずっと見てると三角にこの滑り止めが、ケーキっぽくも。。。
見上げると。
三角の板が等間隔で上がっていく、美しい螺旋階段。螺旋階段って、やっぱり見応えあるなー。
登っていく途中の見晴らしも良好w
2Fのホールから中庭を通して、光が差し込むので、螺旋階段上部の方も明るくなってます。ドアを閉めると、暗くはなるけれど、温度の変化が抑えられるようになります。
密閉性を重視しつつ、解放的に。難しい問題を色んなアイデアでクリアされています。
螺旋階段の終点が居住スペースの入り口。ここには、大容量の収納が設置。
靴の落下には気をつけないとw
螺旋階段上部にもエアコンが。ここまでやらないと、ダメなんだなー。温度管理は徹底されてます。
来年の夏の節電時は、ここに涼みに来ましょうかねw