ザウスの完成見学会43 -伏見のガレージハウス・京都 1/6-
まだまだ寒い1月に開催された、伏見のガレージハウス見学会をご紹介。
連続で開催された、生駒に灘、そして、伏見。アタシが建てた頃からすると、どんどんと地域が広くなってきてる感じがします。それだけ、建築家と建てる家が広がってきてるのかなと。
今回は全く来たことの無い伏見。ナビを片手に、住宅街を抜けると、もう存在感タップリのお宅がそこに!!
ドン!と飛び込んでくる焼杉。京都という土地柄からも、受け入れやすい雰囲気があります。
RCで作られたガレージ部分は、開口も広く、焼杉とのコントラストもイイ感じ。
バイクと車というライフスタイルを送られるお施主さんとの事で、どちらの出し入れもしやすそうです。さらには、ガレージ前にスペースを置いていることで、洗車や来客にも対応出来そうです。
焼杉は正面だけでなく、2Fを囲うフル焼杉となっています。
ガルバと違い、焼杉は表情豊かなところが良いところ。性能としても古くから認められ、使われている素材であるので、心配は無さそうです。
こうなってくると、ウチのガルバが焼杉だったら。。なんて妄想もw
天井の一部分には屋根?何だろ??
杉板の存在感から見下ろすと、杉板型枠が使われたコンクリートの擁壁。
これ程に、”杉”で統一感された外構を持つお宅は初めて。
正面から見える部分、そして玄関アプローチにまで杉なコンクリートになっています。
外壁はオール杉だなーと。
そして、玄関の庇は大きく取らずコンパクトで、スタイリッシュなもので、屋根ともお揃いな感じ。
こういった表情ある外壁は、経年劣化でさらに雰囲気が増していきそう。
そして、建物の裏に周るとビックリ!!
正面からの四角なイメージと全く異なり、屋根が特徴的で、白川郷とかに建ってそうな趣き在る雰囲気です。
屋根って、こんなにイメージを変えるんだなーとビックリ。
“和”な雰囲気が好きってのもありますが。。。カッコイイ!!これだけ表に”和”が出てるのも珍しい。
屋根の雰囲気を再発見した感じです。
刳り抜かれたRCは、ガレージに陽を採り入れるハイサイドライト。
ガレージのシャッターを閉めるとこんな感じ。
こう見ると、正面はシンプルにして、裏面は遊んだって感じにも。高台に立っていて、裏面がよく見える事もあり、少し離れたところから見ると、存在感はかなりのものです。
外構だけで、これ程に魅せられたのは初めて。
そんな家を設計されたのは、我らが16san。田中いちろうsanでゴザイマス!!