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3期工事検討 -障子-

家が完成した翌年、2期工事としてガレージの網戸をメインに追加工事。

そして、2年点検が終わり(クロスの修正はマダだけどw)、その後、AYKが誕生。冬に誕生した彼女には厳しい我が家。と言うのも、空間の広がりを取ったことで、密閉性が全然無いので、冬はヒンヤリした空気が階段からやってくるのです。
体温調整が出来ない乳児には厳しい環境。エアコン&床暖房を24時間フル稼働でこの冬はしのぐとするものの、何とかせねば!!と。

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ガレージの冷たい空気があがってくる階段。下の階はRCのガレージであることからかなり空気が冷やされます。夏は気持ちイイけれど。
そのヒンヤリ空気をリビング側へ入り込まないよう遮断する為に、壁を作らねばなりません。

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元々は16sanの設計で障子が入っていたこの部分。資金不足で断念した部分です。今回は、これを実現する事に。
ちなみに、このパースではロフト部分へのアプローチは階段になっているけれど、これにすると冷暖房された空気が下に落ちる。。。って事で、階段を止めて今の形になっています。

設計図

去年にやった2年点検の修正も終わっていなかったので、それを「そろそろやりましょう!」ってのにプラスして、障子入れたいのでー。と連絡。
どんな障子イメージしてます??と言われたので、前日に色々と調べてみた障子の写真を見せて相談。(相談した時に見せた写真)

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そして、H山sanによる採寸がスタート。枠を作る必要がありますが、ドア側は少しややこしい作りになっているので、細かい採寸が必要です。

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そんな感じの出来事をfacebookへアップしたところ、16sanから「吉村障子のイメージだったんですけどー」 ザウスの方々から「吉村障子でしょ!!」と。こうなると吉村障子を入れなければならない感じになってきたなwと思いつつ、吉村障子を調査。

吉村障子とは、建築家・吉村順三が、框と組子の見付寸法を18ミリで統一し見込を30ミリとした障子デザインで閉めたとき一枚の障子に見えるようデザインした障子です。吉村順三設計事務所応接室に使われている障子がこれ。(参考

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4枚の障子でも、このデザインだと一枚に見えスッキリします。框が重なることによって細さを均一にすることから、中央で左右に開けるのではなく、交互に重なる様に障子が配置されます。(参考

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今回、障子を表裏どちらにも障子紙を貼る、太鼓貼りにしようかと。太鼓貼りだと断熱性もアップし、さらに埃が溜まる事もなくなります。ただ、透過する光が二枚の障子紙で遮られる事になる為、暗くなる可能性も。

吉村昇治の太鼓貼りはこんな感じ。(参考

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吉村障子を調査すると、どんどんとこれがイイなーと。そして、H山sanにさっそく電話で連絡。
既に採寸しているから、障子の寸法を変更するだけかと思いきや、前述した通常の障子と重なりが異なる事から、再度採寸を。

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