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表具屋

せっかくなので表具屋の裏をご紹介。
ウチのオヤジは25才の頃?に独立して自分の店を開業。そこから今に至ります。ちなみに、この店は数年前に引っ越した場所。前の店はアタシが生まれ育った場所でもあります。トイレは共同、風呂なしですけどね!!

アタシ達が誰も入ってない商店街のお店に、「どーやって生活するんだろ?場所代払えるんだろうか?」と思うのが、他の人からするとそう思われる店でしょうw

店の中には大きな作業台が3つ。ここで障子の張替えや、掛け軸のや裏打ちをしたりします。

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オヤジがこれのお陰で大学に行かせる事が出来た!!と豪語するマシン。でかい挟み込むアイロンです。これを使って乾燥させたりするみたいです。正直言うと、どういった時に使ってるか不明だったりw きっとこれで仕事の効率アップしていっぱい仕事が処理出来るようになったんでしょう。
超弩級に重たいマシンで、引越しのときに大人4人でフルパワーでした。値段も超弩級!!

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この日にお客さんの仕事でがあったのはこれ。
和紙や半紙に書かれた書を、裏から和紙を貼り強度を持たせます。これが裏打ち。この後、掛け軸にしたりする訳です。これを引き取りに来た業者の方は、これだけを持って帰りましたけどね。

こういった仕事は、業者からの依頼で来たり、書道教室の先生からの依頼がメイン。一元さんからの依頼はほぼ無いかと。中央公会堂で開催される書道の展覧会では、書道の先生の書や、書道教室で書いた子供の書をオヤジが全て表装したりしてます。アタシ達はそれを展示するバイトに何度か参戦。

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刷毛は多数。どう使い分けてるのかは。。。不明!!w 火の用心がイケテル雰囲気を出していたりします。

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小型のアイロンも。これも糊を乾かすのに使います。掛け軸を作る時に使ってたかな。

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そしてこちらが、掛け軸の軸棒に軸先を付ける為に、丸棒の端を加工する機械です。

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最後に完成するとこんな掛け軸に。

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何だか中途半端な感じになっちゃったけど、これが表具屋の裏でしたーw 障子や襖、掛け軸の御用命はアタクシまでw

久しぶりのオヤジの仕事場だったけどで、初めてオヤジの仕事をちゃんと見て、ちょっと見直した感じ。子供の頃からオヤジが仕事する背中を見てきたけれど、仕事の姿を子供や孫に見せれるっていいなとも。アタシはAYKにどんな背中を見せれるんだろうか?と考えさせられます。

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