ザウスの完成見学会46 -明石のカフェ併用ガレージハウス 5/6-
異彩を放つキッチンは、16sanのオリジナルデザイン。
複雑な線の交差で構成されており、今までに見たことのない仕上がり。
高さもあることから、作業しているところは全く見えない様になっています。
設計を起こすのもですが、これを実現した職人さんがスゴイ!!
このデザイン、何も置いてないと重さのある感じもしますが、色んなモノや色を加える事で、大きく変わりそうな感じ。
棚となる高さの違い、コーナー、奥行きによる陰影。色んな要素が加わり、面白いディスプレイが出来そうです。
真正面から見ると、キッチンとは思えないな。
素材は集成材とラワンベニヤで作られており、完全な創作キッチンよりコストを抑えつつ、デザイン性の高いものになっています。
こういうデザインをキッチンに加えると、より家具に近い感じになり、家の中での存在も大きく変わってきます。
大きなL字のカウンター。これだけの広さがあると、作業台としても活用できそう。
そして、キッチンの天板との高低差で、手元はリビング側からは全く見えません。
高さがあると言っても、キッチン側から圧迫感はさほど感じません。
高さがある事から、コンセントが真ん中に設置出来るのも良いところ。ミキサーや泡立て機、料理やお菓子作りで電気を必要とする道具は色々とありますが、ここにあればどれほどに使いやすいか。
そして、アタシが超はしゃいでたのは、コンセントに繋がっている、Panasonicのインターホンの子機。
インターホンで映される映像は、壁付けのディスプレイで表示するのが一般的なものですが、Panasonicのはコードレス電話機に表示が可能と。
ウチの場合、2Fの壁にディスプレイが付いており、2Fにいる時はインターホンが鳴っても問題ないですが、1Fにいる時に鳴った時が問題。
確認するには2Fに上がるか、玄関開けてしまうかの二択。それが、この子機が1Fにもあれば、そんな不自由さも開放される訳です。
これは設計の段階では全く考えてませんでしたが、住んでみて分かった一つの問題です。
唯一の窓は、キッチンと繋がる感じ。
清潔感ある白いキッチンに、トーンの落ちたリビング側とのコントラストがイイなー。
20160214 明石のカフェ併用ガレージハウス キッチン – Spherical Image – RICOH THETA
キッチンの後ろには冷蔵庫置きと、作り付けの収納。
そして、収納の延長にある扉を開くと、そこにはバルコニーに繋がる扉が登場です。