ambai 風呂椅子
四万十ひのきで作られたSauna Stoolを使っていた我が家。
5年の使用で、表面の汚れや、座面が外れたりと、かなりの痛みを感じるほどに。常に濡れる事になる風呂椅子は、壁の檜より痛みも早い。かつ、メンテナンスをサボっていたのも原因。。。
そして、新たに風呂椅子を探すことに。今回の経験を経て、やはりプラスチック製の方が良いんじゃないの?との意見もあり、良さそうなのを探しましたがイマイチ。
そして、巡りあったのが木曾檜で作られた、ambaiの風呂椅子!!えぇ、こりずに木製ですw
「ambai」は、家具デザイナー・小泉誠氏により「手に馴染む、持ちたくなる、見せたくなる」というコンセプトのもとに考案されたツールです。
特徴的なのが、ラウンドした美しい面。
Sauna Stoolは角ばったデザインでしたが、こちらは柔らかいフォルム。Sauna Stoolはそのデザインから、座った時にお尻が痛いという事がありましたが、こちらは座面がフラットなので、座って痛い事はありません。
木目がアールに沿っている事でも、巧みな技術で作られていることが分かります。
台座と中板を繋ぐところも凝ったデザインです。複雑な作りなのに、どこにも釘は見当たりません。
美しい曲線を描く部分は、裏側に「刻線」と呼ばれる切込みを入れ、木をしならせて曲げる事で作られます。
木目が繋がっていることからも、一枚の板から作られているのが良く分かります。
これが「刻線」。細かい感覚で入れられた切り込みが、美しく並びます。
そして、台座に中板を止める部分では、ハの字の切り込みで止まっていて、外れないようにしてあります。
恐らく、木が膨張することで、元に戻ろうとするのを防ぐ為にも、強固な止めが必要な感じです。
Sauna Stoolは高めの椅子でしたが、子供が座ることも考えて、今回は低いものを。成長すれば、高さのあるバージョンも販売されているので、そちらにチェンジしても良さそうです。
すわり心地は、やはり凹凸の無い座面が柔らかく、イイ感じ。檜特有の香りも心地良い。
そして、木曽檜は水気に強く耐久性もあるとの事ですが、今回は、説明書にも書いてあった通り、使った後は水で石鹸等を流し、吹き上げて乾燥させるを実践!!より、長く使えそうです。