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「趣味の達人」展

近鉄電車で通勤した雨の日。帰りの近鉄電車に乗ろうとした時に、ふと目に止まった「趣味の達人」展の案内。
そこの中央に大きく紹介されているのは、船場のMODEL 9E!

今年は、ハーレー生誕110年であり、日本にハーレーが輸入されて100年の節目の年。その100年前に輸入されたモデルが、このMODEL 9Eです。この記念すべき年の限定モデルも販売されていて、にわかに盛り上がっている年でもあります。

そんな時に、実物が見れるとなると、これは足を運ぶ以外ありません!!場所は、近鉄百貨店上本町店ってのが気になりつつw

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閉店1時間前に到着。。。ガラーン。。博物館にあってもおかしくないモデルなんだけどなー。

ちなみに、他の展示のところにもお客さんゼロだったので、イベント終盤で見る人も減ったということで。。 ゆっくり見れるので、こっちはいいですけどね。一眼レフ持ってきたかったな。

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「1913 モデル9E」
日本に初めて上陸したハーレー。排気量1,000ccのFヘッドVツインエンジンを搭載。車体色から”サイレントグレーフェロー”(静かな灰色の友達)のニックネームが付けられた躍進への一歩を踏み出したのである。(説明より)

走る最低限の機能だけがのった、美しくシンプルなデザイン。ペイントは、レストア後にボンダッチによるもの。
1000ccのVツインエンジンのフィン、コースターブレーキ、メカニカルなところが何とも言えません。

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タイヤの幅と同じ程度に収められた、ナローなボディ。
スプリングが内蔵されたフロントフォークもかなりの細さ。

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実走行が出来る状態で保たれている、MODEL 9E。このモデルが日本にあることもスゴイ。

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「1936 EL」
時代がスピードへの挑戦。市販車として初めてのOHVエンジンとなるナックルヘッドを搭載。スタイリングなど全てが一新されたモデル。(説明より)

現在のハーレーにも息づくスタイル。

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ナローなスタイルから、ファットな感じへ。
ヘッドライト、ホーン、ハンドルのバランスがいいなー。サドルシートで、乗り心地もかなり良くなってきた感じ。

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MODEL 9Eはシングルギアですが、ELはハンドシフトによるシフトチェンジが可能に。
その他にも、スプリンガーになったりと、シンプルな構造のバイクも13年で大きく変わってきます。

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「1942 WLA」
750ccフラットヘッドエンジン搭載の軍用モデル。車名のAはアーミーの略で、ライフルケースやワンタッチ式のサドルバッグなど軍用ならではの装備が特徴。軍用車の流れをたどりその歴史を語る上でミリタリーモデルのWLAはまさに、欠くことのできないマシンだと言える。(説明より)

アメリカの軍らしいカラーリングになっているWLA。レザーとマッチする色合いです。サイドバルブの小さく丸っこいエンジンが好きなところ。

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軍で使われていたモデルなので、銃や小物などを収納できるケースが装着。
きっと、軍で使われるとなると品質的にもかなり性能アップしたんだろーなー。

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ハーレーが生まれて110年。エンジン、ミッションの変更を繰り返し成長していったハーレー。
そして、今や全てのモデルが、インジェクションへと変わり、水冷のモデルまで。今後も、どんどんと進化していくんだろうな。

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ハーレー110年の歴史は、ホント奥深い。。。

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1 Response

  1. 2013/03/21

    […] 「趣味の達人」展でも展示されていた、MODEL 9E。そして、日本上陸100周年記念限定カスタムペイントのFXDL Low Rider。 エンジンからスタイルまで、全く異なるこの2台の間に100年の歴史が!! […]

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